Q&A 自然農法って?

Q1

MOA自然農法って、どのような農法ですか?

A1

「MOA自然農法ガイドライン」に記された基準とルールに従って、行われる栽培(農法)の事を、MOA自然農法と呼びます。具体的には、農薬・化学肥料に使用(依存)しないで栽培する農法です。

Q2

本当に農薬、肥料を使わないで、野菜ができるのですか?

A2

実際に農薬・肥料を使用しないで、米、野菜などを出荷している農家の方が全国にいます。

Q3

どのように農薬・化学肥料を使っていないことを、確かめているのですか?

A3

MOA自然農法を実施する際には、生産者としての栽培ルール(農薬・化学肥料を使用しないことなど)を守ってもらうための研修を行い、農家としての認定や、栽培期間中における農産物や農地の検定を行うことにより、栽培されている野菜に農薬や化学肥料が使用されていないことを確認しています。

Q4

「MOA自然農法ガイドライン」って、何ですか?

A4

昭和10年の創始者 岡田茂吉が提唱した理念に基づき、人の健康を願い、安全で安心な農産物を生産するために、栽培法やルールを定めた基準書です。

Q5

自然農法マークって何ですか?

A5

MOA自然農法ガイドラインに従って、栽培された農産物に、貼付されるマークで、つぎのように3種類のマークがあります。

自然農法マーク 自然農法マーク
自然農法を継続して24ヶ月以上の農産物に貼付されるマーク
MOA自然農法転換期間中マーク MOA自然農法転換期間中マーク
自然農法を継続して6ヶ月以上24ヶ月未満の農産物に貼付されるマーク
MOA特別栽培マーク MOA特別栽培マーク
化学肥料を使用せず、農薬だけを制限的に使用した農産物に貼付される

Q6

有機農法とは違うのですか。

A6

有機農法とは異なります。一般的な有機という場合には、個人の場合には、単に有機肥料を使っているだけで有機という人もあり、基準が定まっていません。また、法律で言う有機(JAS)の場合には、基準は明確ではありますが、一部に使える農薬や化学肥料も含まれ、MOA自然農法と考え方や、基準でかなり異なります。
まったく、別の農法と考えてください。

Q7

自然農法の野菜は、おいしいのですか、栄養価は高いのですか?

A7

人の嗜好はさまざまで、断定ができません。また、栽培する時期の天候(日照や雨水)の影響に農産物の味が左右されます。ただ、一般的にこれまで、普通(慣行)の野菜を食べていた人が、自然農法の野菜を食べると、たいていの方は、甘いとか、野菜本来の味がするとおっしゃってくれます。一度、ご自身で確かめてみてください。

Q8

MOA自然農法って、どのような農法ですか?

A8

確かに、一般的な野菜より値段が高く販売されていることが多いようです。その理由の一つには、慣行農法では、田畑に草が生えてきた場合は、除草剤をまいて、数十分で終わる作業でも、自然農法の場合は、手作業か機械を使い、除草するため1時間くらいは労働力が必要になります。また、慣行農法では、化学肥料を買って畑にまけば終了ですが、自然農法では、堆肥などを自ら作るための労力などが必要となり、かなり手間と時間をかけ、土づくりと栽培を行うことになります。そのような理由があり、慣行の野菜と比べると、自然農法の野菜が高くなっています。

Q9

自然農法の野菜は、なぜ不揃いなのですか?

A9

一般で販売されている野菜は、大きさを統一して販売されていますが、そのために、農家では、その大きさに満たないものは、捨てることになります。自然農法では、そのようなムダを極力なくしたい為に、小さい野菜や、大きすぎる野菜でも出荷販売することを行います。

Q10

卵や牛乳、肉なども自然農法のものがあるのですか?

A10

卵や肉についても、飼育の段階での飼料や離し飼いなどの基準ルールを定め、大仁農場や農家で、自然農法の考え方をもとに飼育を行っています。

団体概要

主な事業

大仁農場

全国の活動

〒410-2311
静岡県伊豆の国市浮橋1601番地の1
TEL 0558-79-0999
FAX 0558-79-0216

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