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3.栽培の基本

土には植物を健全に育てる力が本来備わっており、植物には人の手を借りなくても与えられた土に根を張り、土から養水分を吸収し、葉を中心に光のエネルギーを受けながら生育していく力が備わっています。
自然農法の栽培では、このような土の偉力や植物の育つ力を深く理解し、その力を最大限に生かすように心がけましょう。

 

自然観察に心がける

「自然尊重・自然順応を基本とする自然農法の栽培では、自然を観察する力を養い、自然の優れた仕組みをほ場に再現することが大切です。
自然を観察する力を養うために謙虚に自然と向い、四季折々の土の状態や植物の生育、また日々変化する土壌や作物を観察するようにしましょう。
自然農法の篤農家は、ほ場の境界である畔を観察して栽培に活かしているそうです。
畔は身近にある自然として、草の芽がでる時期やその時の土の状態(硬さ、湿り気など)等で、いつ種まきをすればよいか、どのような水分状態が発芽に適しているかなど、自然の仕組みを教えてくれます。
普段見逃している自然界の現象に栽培のヒントが隠されているのではないでしょうか。

 

土の偉力を発揮させる

自然農法では、土は単に風化した鉱物に有機物が加わったものでなく、土は生きているもので、本来作物を育てる力(偉力)があると捉えています。
土の偉力を発揮させるにあたっては、土壌を汚さず、活性化させ、根伸びのよい土壌に育てることが基本です。
したがって、土の偉力を最大限に生かす自然農法では、化学合成された肥料や農薬などの資材は使用しません。

 

愛情を持って作物を育てる

自然農法は栽培環境に適した作物やその品種を適した時期に栽培することを基本とします。
しかしながら、栽培環境は毎年同じではなく、年ごと日ごとに変化があるので、栽培環境を作物に適した状態に整える心配りが必要となります。
すなわち、愛情をもって作物の生育を注意深く観察し、作物が健全に育つよう作物の特徴に合わせた栽培管理をすることで、作物もその愛情に応えてくれます。

 

自然農法で生産された種を用いる

種はその後の生育、品質、さらには生産の目的の達成に大きく影響するため、自然農法に合った品種を選ぶことが大切です。
また、種は栽培するほ場に近い場所で採れたものの方が、遠隔地のものよりその地域の土壌や環境に適合しやすく、環境の変動や病害虫にも強い性質を持っています。
できるかぎり自然農法で栽培し、その地域で自家採取した種を用いることが、自然農法に適した種といえるのです。



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